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バックナンバー2004年以前
毛皮のリフォームについて
皆さんこんにちは!
連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は自転車や近所の公園でゆっくりと時間を過ごしました。
天気も良かったので久しぶりに良い休みになりましたね!
〜今回は、最近お問い合わせの多い毛皮のリフォームについてのお話です〜

↑保管状態の悪い毛皮(裏側)。 皮が酸化し、黄色く硬くなって
しまっています。触れただけでパリッと裂けてしまいますので、ミシンをかけることも出来ません。
以前もリフォームについてお話ししたことがあると思いますが、今回はその流れを具体的に話したいと思います。
リフォームを受けるにあたって、まずお客様にお聞きすることは、お客さまが具体的にどのようなお直しをしたいかということです。
その時に素材の種類や購入してからどのくらいの年数がたっているか、デザインはどのようなものかなどをお聞きします。
この程度の内容だとお電話でも済むのですが、次のステップに進むと、実際にそのものを見せて頂かなければなりません。これは直接お会いして、一対一でお話しを交わしながら進めるスタイルでないといけません。
実際、皆さんお忙しいとは思います。でも、毛皮を宅急便でお店に送りその結果を待つ、というのでは満足いくリフォームになりません。
リフォームはお客様の思いと、デザイナーや技術者との思いに、初めは多少の差が生じます。そのため、お話をしながら、ご希望の完成図を双方で一致させる作業をします。いわば協同作業なんですね。
ご来店できない方は当社は基本的にはお受けできません!キツイ言い方のようですが、出来上がってから「思いのものと違った!」なんてことが無いようにするためです。
分からない点があったらどんどん質問してください。ご要望が多ければ多いほどご自身の思いのものに近づくのではないでしょうか。その中で店側が出来る出来ないの判断をし具体的に説明させていただきます。
〜お互いを知るって大事なことですよね〜

↑保管状態の良い毛皮コートの裏側。
皮は白く柔らかく、しっとりしています。
それから、ご来店いただくもう一つの理由は皮の状態を調べるため裏地を解かなければならない場合があることです。
その場合、お客様にご説明して了解を取ったうえで、その場で裏地を少し解いて裏皮を見ます。(もちろんちゃんと縫ってお返ししますよ!)
そんな場合は勝手に出来ないので、ご来店頂くのも一つの理由なんです。
それとお互いを知るって大事なことでしょ!
各毛皮屋さんは、独自にリフォームを提案している所(当社も!)も多いと思いますので、アイデアを聞いてみるのも手ではないでしょうか。
リフォームは内容によっては買った値段近くになる場合もあります。ほとんどが専門的な手作業のためです。この点も当社は作業内容を説明させて頂き納得して頂いてからお受けするようにしています。
なんでもそうですが信頼関係って大事なことです。
毛皮を大切にする気持ちを持って頂けることはたいへん嬉しいことです。和服もそうですが毛皮も正しい知識を持っていれば長く受け継ぐことのできるものです。
使い捨ての時代に、忘れかけている感情ではないでしょうか。
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