|

2005年 September
毛皮リフォームのお問い合わせが増えてきました

毛皮専用ミシンで作業しているところ
9月に入り、毛皮のリフォームに関するお問い合わせのメールやお電話が多くなってきま した。
お若い方も多くて、お話をうかがっていて一番多いご相談の内容としては、お母様 から「もう着ないからこれあげるわ!」と言われたのはいいけど、このままじゃどうも・
・・・・。なので、お母様からのおさがりの毛皮を「可愛らしく、今風に、“お金をあま り掛けずに”!」と言う内容ですね!毛皮のお直しは洋服などのお直しにくらべると少々値が張ります。しかし、あまり掛かるようだったら足踏みしてしまいますよね!でも新し
く買うと高い!そこで、中を取ってあまりお金を掛けず、見た目を変えて可愛くする方法 をお話ししましょう。
先日あるお客様から、毛皮と洋服の作り方の違いは何ですか?とご質問を受けました!細かい話は専門的になってしまうのでしませんでしたが、簡単に言うと「洋服は外側から縫
いますが、毛皮は内側から縫うんですよ!」とお答えました。毛皮は洋服と違い特殊な作 り方をしていて、ミシン一つ取っても毛皮専用でこれを使いこなすのは容易ではありません。すべてが専門的で熟練した者でないと毛皮を扱うことが出来ないとても難しい作業なんです。今現在、毛皮を縫うことのできる職人さんは本当数えるぐらいしか日本にはいません!とても複雑で細かく、時間の掛かる根気のいる作業なんですね。
私どもが今おすすめしている「お金をあまり掛けずに」出来るリフォームは、今までお受けしたお客様のほとんどが、ミンクのコートだったので、単純に丈とお袖を短くして、最近流行りのケープジャケットのような雰囲気にするご提案なんです。丈を短くするだけ
で、見た目の雰囲気が変わりますし、短くした分軽くなります。(この切った残りの毛で帽タイなどを作る方もいます。)
新しいものを売る側の人間が言うのもおかしな話ですが、私はどんどんお直しのお客様が増えて毛皮を着る方が多くなってくれればいいと思っています。ある意味で毛皮のリフォームは、エコロジーだと思います。もしお母様が着ていない毛皮のコートがクローゼットにあるのでしたら、ひっぱりだして、一度ご相談ください。出来る限りご提案をさせていただきますよ!
|