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ジュエリーエッセー

 

vol.10

【真珠】の種類

真珠
真珠は種類も豊富で、珊瑚と同じように海が育む宝石として、
古くから愛されてきました。
現在、市場で扱われている真珠のほとんどが養殖です。

三重県や愛媛県、長崎県でとれるのがアコヤ真珠。
アコヤ貝にある真珠層の特性によってホワイトやピンク色になります。
黄色やグレー、黒色の真珠も見かけますが、ほとんどが染めたものです。
南洋真珠はオーストラリア、フィリピンが産地。
母貝に大きなシロチョウ貝を使うため、
直径10ミリ以上の真珠の大玉になります。
南洋真珠の中でヨーローパの人たちに大変人気があるのは
「ゴールドパール」と呼ばれる金色の光沢を持つ真珠です。
黒真珠はタヒチ、フィージーなどでとれます。母貝はクロチョウ貝です。
分泌液が黒いために黒味がかった真珠ができるのです。
なかでもピーコックグリーン(孔雀の羽のように緑に少し赤がかかった色)
の真珠が最高級品とされています。
淡水真珠は琵琶湖、霞ヶ浦、そのほか中国でもとれます。
ライス型(米粒型)が一般的ですが、近年、養殖技術も進み、
真円のものもとれるようになりました。
霞ヶ浦では12〜13ミリの真円の淡水真珠が産出されています。
ピンク系の色で、希少性が高いものです。

真珠は、とても傷つきやすく刺激に弱いので、
使用後は柔らかい布でふきとってください。
真夏、直接肌に付けるのはなるべく避けた方がいいですね。
(写真左上6万円、左下7万円、右20万円)


vol.9

たくさんの逸話…【エメラルド】

エメラルド
コロンビア、ブラジル、タンザニアなどで産出されるベリルという鉱物の一種を
エメラルド(日本名で緑柱石−−りょくちゅうせき−−)といいます。
古代ペルシャ時代から緑の宝石として大切に取り扱われてきました。
ご存じの方も多いかと思いますが、エメラルドにはたくさんの逸話があります。
たとえばクレオパトラはエメラルドに魅入られ、自らのエメラルド鉱山を所有し、
大粒のエメラルドは装飾品に、
小さなものは砕いて化粧パウダーにしたと伝えられています。
また、最後の晩餐ではエメラルドで作られた聖杯を使ったともいわれています。
このように書ききれないほどの逸話がヨーロッパでは生まれています。

エメラルドは色、透明度、光、この3つのポイントで評価が決まります。
つまり鮮やかな緑色で透明度が高く、つやがあれば高品質になるわけです。
エメラルドというと独特の「エメラルドカット」がありますが、
これは鮮やかな緑色を引き立たせるため、四隅を落としたデザインが考案されました。
しかしこのカットは輝きを際立たせるだけではありません。
実はエメラルドの硬度は8近くとほかの石に比べて高めですが、
多彩な内包物を含んでいるため傷つきやすいのです。
そのためエメラルドカットは衝撃を避けるための工夫でもあるのです。
最近ではカボッションカット(面を付けずに丸く仕上げたカット)のエメラルドも
増えており、ファッション的にもだいぶ洗練されつつあるようです。


vol.8

宝石の女王【ダイヤモンド】

ダイヤモンド
ジュエリーの中でも究極の美しさと硬さを誇る、
宝石の女王と呼ばれるダイヤモンド。
永遠の愛の証として、エンゲージリングに選ばれような今日まで、
ダイヤモンドにまつわるエピソードは数多いといわれています。
それだけ魅力的な石だったからでしょう。
南アフリカ、ブラジル、シベリアなどで産出され、
カラーも無色・ピンク・イエローブラウンと豊富。

今回は、購入前のワンポイントアドバイス。
4Cって何? ・・・購入したときに一緒に鑑定書をもらいますが、
そこに“4C”と書いてありますよね。
これは石の価値を決める大切な要素です。
4つのCとは次のとおり。
「カラット(carat)」
重さ。0.2gで1カラットです。
「カラー(color)」
色。無色に近いほど価値があり、(最上級)D〜Zまで。
「クラリティー(clarity)」
透明度。フローレスを最上として、11段階に分類されています。
「カット(cut)」
ラウンド型のが一般的ですが、
ダイヤモンドの虹色の輝きを引き出してくれる最もよいカットはブリリアントカットです。
最上はエクセレント。5段階で評価します。

以上4つの要素=4つの頭文字を目安にして、
品質、大きさ、どちらで勝負してもOKです。


vol.7

海の水を固めたような宝石【アクアマリン】

アクアマリン
ラテン語で「海の水」という意味のアクアマリン(aquamarine)。
ブルーの濃淡の美しさが特長です。
古代ローマ時代から幸せと永遠の若さ、そして富と喜びをもたらす石として、
愛用され続けてきました。
鉱物は緑柱石(ベリル)で、じつはこれはエメラルドと同じものなのです。
深い緑と淡い水色の石が同じだなんて、ちょっと不思議ですよね。
産出国はブラジル、ロシア、マダカスカルで、
高度は7・5〜8と取り扱いやすい石の一つです。
アメリカのスミソニアン博物館にはなんと911カラット!の石が所蔵されています。

アクアマリンはインパクトに欠ける一方、可愛らしさとさわやかな感じを受けるため、
ペンダント、リングにしても若々しさを強調したいときにお勧めです。
購入時はできるだけ不純物のない、透明感のある石を選びましょう。


vol.6

紫の個性が輝く【アメジスト】

アメジスト
2月の誕生石アメジストは、 紫水晶(クオーツ)のことをいいます。
とってもポピュラーな石なので、ほどんどの方は
知っていらっしゃるのではないでしょうか。
透明度があり、 鮮やかな紫色をしています。
紫というのは日本では昔から 高貴な色として使われてきました。
そしてアメジストは高貴な水晶のひとつとして「不安を取り除き、
冷静な判断力を養ってくれる」石、と長い間伝えられてきました。
アメジストを選ぶ時は、まず透明度のあるもの、
その石の主体になる色 (紫)が鮮やかに現われていること、
などが購入時のポイントです。
紫でも ラベンダーのように淡い色から宇宙を思わせるような濃い色までさまざまですが、
アメジストの場合は深い紫色がもっともよいとされています。
最近では、色々なデザインにカットされていますが、
カメオ風に彫ってあるタイプはデザイン性と希少性があるということで高くなります。
余談ですが、 アメトリンってご存じですか?
アメジストとトルマリン(黄水晶)が
グラデーション−−片方が紫色でだんだん薄くなって、しまいに黄色になる−−
のようになっている半貴石なんです。
まだそんなに出回っている石ではないので、見つけたらラッキー、ですね。


vol.5

1月の誕生石【ガーネット】

ガーネット
1月の誕生石は濃い紅色が印象的なガーネット。
これはラテン語の「ざくろの実」を意味しています。
確かにあの透明感のある真っ赤な実に似ていますよね。
一般的に知られているのは、褐色がかった赤に紫を含んだ色の石
(たとえるならワインの色でしょうか)ですが、
実は緑色やオレンジ色の珍しい色調のものもあり、
グリーンガーネットなどは 大変希少価値が高いものなんですよ。
一般的なものでは鮮やかな赤紫色に 照り(透明度)のあるものが高級とされています。

洋服と合わせる場合、少し紫色も含んでいるガーネットは、
ダーク系のパンツスーツや胸元が開いたざっくりしたニットなど、
大人の雰囲気を演出するにはピッタリでしょう。

どの宝石にもそれぞれ意味があって、
さまざまなパワーを秘めているといわれますが、
ガーネットは「努力の成果を実らせる」力があるようです。
今年何かしら成就させたいお願いごとがある人は
身につけてみたらいかがでしょうか?


vol.4

クリスマスのコーディネート

クリスマスのコーディネート
今年のクリスマスは「クール&ゴージャス」がテーマ。
あちこちのショーウインドーには新作ジュエリーをはじめとする、
シーズンコレクションが出揃っています。
パーティーといえばブラックフォーマルが定番ですが、
黒の装いのなかジュエリーとのコーディネイトはとても大切なポイントになると思います。
黒は着こなせれば気品のある大人の色になりますが、
間違えれば地味なおばさんに・・・。
そこで私が考えるポイントを挙げると、
まず洋服は色と素材を統一することです。
同じ黒でも照りがあったりなかったり、紫がかっていたり、グレーに近いものだったりします。
これを合わせるとちぐはぐな感じをうけやすくなってしまいます。
続いてベースが決まったら次はジュエリーです。
すべての部分に可愛いのをコーディネイトするのも素敵ですが、
今年は髪をアップにして
少し大きめで華やかなイヤリングやピアスをメインにしてみたらどうでしょう。
プラチナやホワイトゴールドのようなホワイト系のジュエリーだったら、
年齢を問わず装えると思います。


vol.3

プリマヴェーラの宝石たち 【シルバージュエリー】

プリマヴェーラの宝石たち
ラ・プリマヴェーラでは、ヤング、ヤングミセスを中心とした
イタリアブランドのジュエリーを中心に扱いますが、
今回はその中からヤング層に人気のあるシルバージュエリーをご紹介します。
大ぶりでシンプル、そして大胆なラインなのに、
つけてみたらとっても可愛らしいラインの数々です。
中心の石には 「メノウ」、 「黒蝶貝」、 「白蝶貝」などをおき、
カジュアル感を引き立てています。
とくにこのジュエリーシリーズは 表面を特殊コーティングを施してあるので、
長く使っても変色しにくいのが特徴。

今回は、女性ばかりでなく、男性の方にプレゼントしても
決しておかしくないようなちょっぴりハードなタイプも紹介しています。
カジュアルな洋服にぜひ、コーディネイトしてみてください。


vol.2

同じ宝石でもなぜ値段が違うの?

同じ宝石でもなぜ値段が違うの?
同じボリュームの宝石で似たようなデザインなのに
値段が違うのはなぜだと思いますか?
それにはいろいろな要素、たとえば、加工の際の手のかけ方・石の質・
そして手作りと量産で作る場合などの違いが考えられます。
今までに数多くの宝石に触れて、見てきましたけれど、
必ずしも高価な品だからといって、
すべての要素が含まれて、よい品だと言い切れるわけではありませんでした
(本当はそうであるべきなんでしょうけど・・・)。
たとえば、あまり高価ではないリングでも、メレーダイヤ(小粒の石)が
パーフェクトに近い感じでキレイに石止めされていれば、
それだけでダイヤ本来の輝きが際立ち、美しいんです。
手をかければかけるほど値段はどうしても高くなってしまいます。
また、リングの場合、指にはめたときの「指なじみ」のよさ、地金部分のなめらかさなどでも
よいものとあまりよくないものに分かれます。
せっかく見た目が気に入っても、
実際着けてみたら引っかかりを感じたり、バランスが悪く見えたり、しちゃうんですね。
誰でも最初から見極めるのは難しい。
(みんなが見る目がちゃんとしてたら、たくさんのお店がつぶれちゃうかも)
だからいろいろなジュエリーを見て歩くことも必要で、
できれば「いくつかの信頼できるショップ」のスタッフと
コミュニケーションをとりながら、情報を仕入れるのがよいでしょう。
自分にとって居心地のよいジュエリーを身につけることが一番大切ですね。


vol.1

はじめまして!【99年の春夏ジュエリー。】

はじめまして!【99年の春夏ジュエリー。】
99年の春夏は”白”と言われていますが、
予想どおり街のショーウィンドーには、 プラチナやホワイトゴールド、
ダイヤモンドと、 “白の輝き”が溢れています。
もちろん、白オンリーではツマンナイ。
そこで世間の注目は白ベースに クロス や お花 、
ハートのモチーフ を取り混ぜたペンダントやリングに集まってます。
これらのアクセサリーは何とも愛らしいけれど、 全然 甘ったるくない 。
それがちまたの女性をさらに 知的 に見せてしまうのかも。
きっとこのスタイルは流行にとどまらず、
“ 永遠 のベストセラー” に定着するでしょう。
−−−そう、今まで宝石といえば、その名のとおり ”お宝” 。
親から子へ代々受け継がれていたり、
お給料の3倍の エンゲージリング に涙したり・・・。
しかしいまどきは何と言っても ”自分へのごほうび” が主流。
「清水の舞台」とまでいかなくても、 エイヤーッといきおいつけて買ってしまうのだ。
女の子のパワー ってやっぱり凄い。
−−−世の中も変われば、 ジュエリーも”個”の時代。
職業柄、電車の中で気になってしまうのはやっぱり他人の指先・首もと。
20代のカップル同士がお揃いのユニセックスなアクセサリーを
さり気なく付けこなしているのはさすがと思う。
センスっていうのはそれぞれのライフスタイルを物語っているわけで、
ジュエリーを通して、”自己”を表現できればいいんじゃないかなあ。

 

 

 


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