刺毛と綿毛を均一に刈りこみます。たいていの場合、染色されます。とても軽く仕上がる上に見た目が毛皮らしく見えないため派手さがなく色も楽しめるため人気があります。
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上下の毛並の向きを逆さにして使うデザイン。 上から見ると、ボリューム感が出て見えます。
動物は、2種類の毛で守られています。毛には上毛「刺毛」と下毛「綿毛」があり刺毛は夜露をはじいたりする役目が、綿毛は体温の調整をする役目があります。もちろん、刺毛だけの動物もいますし、綿毛のみの動物もいます。基本的には刺毛はしっかり強くてつやが良く、綿毛はたっぷり密生したものが良い毛皮といえるでしょう。
写真で長く見える毛が刺毛です。
貴族以外は着用を許されなかったといわれる「毛皮の王様」、セーブル。もちろん今となっては昔話ですが、最高級の毛皮として今日でもその地位は揺るぎないものとなっています。セーブルは日本語で「テン」のこと。毛質は、毛足が長く密生しており、絹のような光沢と手触りを持っているのが特徴です。刺毛、綿毛とも繊細で細く、濃い褐色のものが良質なものとされています。セーブルのコートは非常に軽く、その風合いも良さはなんとも言えません。
毛皮で使用されるものは主に、シベリア産のロシアンセーブルとカナダ産のカナダセーブルとに分かれます。その違いは、シベリア産のものの方がカナダ産のものより毛の密度も高く、より絹の感触に近いと言われます。これは、飼育されている環境(極寒の土地など風土)の違いによって生じるものだと思われます。
非常に高価なセーブルですが、その繊細な毛質を保つためには、細心の注意と並々ならぬ手間がかかっているのです。
( 写真はロシアンセーブルです。)
北アメリカやヨーロッパなどの国で養殖されているものが毛皮になります。毛質は毛足が短く綿毛のみで絹のようにやわらかく緻密な毛の生え方をしています。この素材は汚れたりすると良さが損なわれやすく、古くなると黄色みを帯びることがあり、あまり丈夫でありません。その意味では、たいへんぜいたくな毛皮といえるでしよう。それに、非常に高価な素材でもあります。
自然のまま、刺毛と綿毛をそのまま使用したコートのことをいいます。毛の本来の持つワイルド感や毛艶を楽しむことができます。染色されたものもあります。
南アメリカ原産です。毛質は防水性があり、固く荒い刺毛と厚くや
わらかい綿毛です。毛の色は刺毛が黄色か茶色で綿毛が濃い茶色のコートの場合、多くは刺毛を抜き綿毛のみを使用します。とても軽く手ざわりもビロードのような感じで人気のある素材です。
刺毛のみを全て取り除き綿毛のみを使用したコートです。刈毛より風合いが柔らかくシルキーで軽く仕上がります。こちらも染色され色が楽しめます。刈毛より多少ですがボリューム感がでますが気にはならない程度だと思います。
アラスカ、カナダ、北アメリカ原産です。毛質は刺毛は暗褐色から赤褐色でかたく、綿毛は、やわらかく厚く密生しています。刺毛を抜いて綿毛のみを使用します。なめらかで上品な風合いを持ったコートに仕上がります。また、耐久性はバツグンに良い素材です。
写真はニットです。
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最近フォックスのコートを着ている人を見かけなくなりました。フォックスはカラーによって種類別されています。毛質は光沢のある長めの刺毛で、綿毛も密度がありたくさん生えていて豊かなボリューム感があります。おもな種類はブルー、シルバー、ホワイト、レッドです。
北アメリカ原産です。毛質は刺毛は長く光沢があります。綿毛は短く密生していてシルキーこちらも刺毛を抜き綿毛のみを使用します。染色されとてもしっとりとした風合いを持ったコートに仕上がります。
ミンクの養殖は今から80年前ほど前にカナダで始められました。毛の特徴は色調が美しく自然な光沢があり、軽くて柔らかく、耐久性に優れています。
ミンクはオスとメスでは毛質が違います。オスはメスより大型で豪華な雰囲気なのでストールやカラーなどに用いられます。メスは軽くしなやかな毛質なのでコート等に用いられます。
また品質の良いものについては、生産者団体や生産国によって名称がついています。主なものに、アメリカの「ブラックグラマ」、「ウルトラ」、「レジェンド」、スカンジナビアでは「サガ」、そしてカナダ「マジェスティック」などがあります。
デミバフ
サファイア
自然な黄色味がかった茶色で上品な雰囲気があり、ヨーロッパではブラックより人気があります。
刺毛は明るいブルーグレーで綿毛は淡いグレーの色をしています。こちらは日本女性にとても似合うカラーだと思います。
ブルーアイリス
ブラック
サファイアに比べると刺毛は濃いブルーグレーで、こちらのコートはとても気品ただよう上品な雰囲気で、大人の女性にピッタリのカラーだと思います。
一番日本で着られているカラーではないでしょうか。ブラックは黒色に近いほど良いものとされております。目立ちづらいと思われがちですが、ブラックは良い毛質のものと悪い毛質のものとでは並ぶとハッキリ違いが分かります。
毛質は全体に毛足が短く、綿毛が厚く密生していて刈毛にすると美しい素材になります。色は豊富で白色のものは色々な色に染められチンチラなどに似せることもできるため色々な呼び方で製品になっています。比較的、安価な素材なので小物やトリミングなどに使用されています。
この素材ほど多くの種類や呼び名がある毛皮はないでしよう。産地はオーストラリア、中国、ソ連、ヨーロッパ、南西アフリカ、北アメリカなどで産地により名前がつけられ市場に出されます。
そのままの毛状で「直毛、波毛、巻毛、縮毛」が使用されたり染色されて使われています。柄がとても繊細でカジュアルにも上品にもなったりします。値段も安価なものから非常に高価なものまで幅が広くあるのもこの素材です。
毛皮として用いられているものは、ヨーロッパ産のものとソ連産のものです。毛質は毛が柔らかく緻密。背中がグレーで腹側が白というのが一般的ですが地域により濃淡の差があります。鮮やかなグレーのものが上質のものとされています。毛皮はそのまま使用されトリミングやライナーに用いられます。とても軽いコートになります。
毛には上毛「刺毛」と下毛「綿毛」があり刺毛は夜露をはじいたりする役目が、綿毛は体温の調整をする役目があります。もちろん、刺毛だけの動物もいますし、綿毛のみの動物もいます。基本的には刺毛はしっかり強くてつやが良く、綿毛はたっぷり密生したものが良い毛皮といえるでしょう。
⇒並毛を手で開いて見たところ。フワフワの綿毛が見えます。